ドライバーとのコミュニケーション |
- 日報を使って毎日ドライバーとコミュニケーションを取っている
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- 社長が毎回コミュニケーションをとっている。評価が悪ければ叱り、よければ褒める。デジタコがコミュニケーションツールとしての機能を果たしている。
毎回ドライバーに帰庫時に自分でパソコンのエンターボタンを押させて、日報を出力しドライバーに見せている。評価も貼り出している。ドライバーは評価が良くなると喜んでいる。
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- 現在、日報の見方等を勉強中であり、ドライバーに見せ指導したりはしていない。
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- 運行管理者が運行毎にコミュニケーションを図っている。
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- ドライバーとは毎日コミュニケーションをとっている。
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ドライバーの反応、取り組み状況 |
- デジタコ取り付け当初から評価はすべての人がAランクである。途中から評価基準を厳しくしたがそれでもすべての人がAランクであった。
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- 全体としてドライバーは嫌がっていないが、一車線道路には気を使う。
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- ドライバーの給料が変わるわけではないので、ドライバーのエコドライブへの認識があまい。
ドライバーからは速度オーバーの警告音声がうるさいと不満が出ている。
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- 付けるときには抵抗があった。音が出るようになってからさらに文句が出た。
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- 読み取ったデータを運行管理者に見られると何か言われるので、それをできるだけ避けるために1週間分をためてから持ってくるドライバーがいる。
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ドライバー教育 |
- 研究会や講習会に出席できておらず(特に非常勤の)ドライバーに対して、なぜエコドライブをしないといけないかを説得するノウハウや日報に基づく指導ノウハウがなく、苦労している。
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- 自社で2ヶ月に1回の安全講習を行い、班長制にして班長を通じてドライバーに指導を行ったところ、年12回の事故件数が2回に減った。
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- ドライバーは管理されたくないから、車に乗れば自由になれるドライバーという職を選ぶ傾向にある。したがって、そのドライバーを管理するのは非常に難しいこと。
ドライバーは怖いというイメージがあると思うが、じっくり話すと必ずわかってくれる。
- 車両毎にファイルを作り、単に燃費の善し悪しを見るのではなく、どれだけ良くなったかを優・良・可・不可のスタンプで評価している。大事なのはドライバーに目標を与えること。
- デジタコを有効に使えるかどうかは管理職次第。専属の担当者をおかなくてもその気になればできる。1,2分でもドライバーと立ち話できれば、それを継続するうちに成果が得られると思う。
- 省エネ運転8ヵ条を作り車両に積むなど、以前からルール作りをしている。
- 管理職側も、ドライバーの運転が良くなってくれると大変嬉しいものだ。
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- 年に2回の全体会議で燃費削減成績がよい人に金一封を出したり、車内を暖める装置を付けたり、ドライバーのがんばりに対して何らかの形で還元している。
- 年に一度、テーマを決めて社内研修を行っており、社員が研修費を負担して受ける。今年のテーマは、「伝統の破壊、創意と工夫」でエコドライブとグリーン経営認証取得に関する研修を行なう予定。
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- 車庫を出るとほとんどドライバーに任せきりになっている。定期的な指導が必要で、そのためには専任の指導者も必要。
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- パイロットや新幹線の運転士とならんでトラックドライバーも乗務員であるが、運転マナーが悪い一部のドライバーのために、どうしてもトラックドライバーのイメージが悪く地位が低くなっているのが現状。
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