事業の成果 |
- 今回の事業がよい体験になった。今後すべての車両にデジタコを取り付けたい。
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- ドライバー同士でも競争意識がうまれ、当初評価がD9人、E1人だったのがA6人B3人C1人まで上昇している。
- 社長自ら、愛車BMWでエコドライブを行い、ドライバーの走行を体験している。ゆっくり走って抜かれた車にも次の信号で追いつく。燃費は7km/lが13km/lに向上した。
- 各社が取り組みを報告する会合で、エコドライブの取り組みを発表(自慢)できるようになった。
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- 取り付けてから事故はない。
- 急発進が減少し、速度が安定した。
- 壁新聞に自分が載っていると嬉しそうな様子がうかがえるので、新聞の効果は高いと思う。
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- デジタコを付けるだけでドライバーが管理されていると意識しだすので、その段階でもある程度燃費が良くなるが、音声が出始めて格段に燃費が向上した。タイムリーな警告と女性の音声がよいのではないか。今後、2t車にも付けていく。
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- デジタコに感じるメリットは、燃費が良くなる、運行状況を細かい時間単位で拡大して見られるので分析しやすい、荷主へアピールできるなど。
- 既にリミッターが付いていたこと、AT車が多いことから、デジタコを付けてもそれほど燃費は良くならないと感じる。
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- もともとドライバーに指導をしていたこと、AT車が半分であり2000rpm以下で自動変速されることから燃費はあまり良くなっていない。
- 運行状況が明確にわかるため、ドライバーから日報を持って説明に来てくれるようになった。
- 今回の事業には、トラック協会の会合への参加率が低かった会社が参加しており、ネットワークを広げる良い機会になっているのではないか。
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今後の取り組み |
- 表彰状や感謝状があれば、ドライバーのやる気が向上する。
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- すでに経費節減の程度を評価して給料に反映させていたが、今後、デジタコでより貢献度がはっきりするので、貢献度に応じて商品券を与えることなどを考えている
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- 今後は全車に導入しデジタコの評価で給料に反映させていきたい。また表彰も行ないたい。
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- 全車にデジタコが付いたらドライバーにも報奨金を与えるなど何らかの形で反映できるようにしたい。
- 是非、兵庫県トラック協会や全国のトラック協会が取り組むことができるよう、大きく広げて欲しい。
- いくら運送会社だけが頑張っても環境問題は良くならない。荷主や最終消費者までを含めた取り組みをしていく必要がある。
- 我々は公道を借りて仕事をさせてもらっているという意識がある。また、運送業界のほとんどが中小零細企業であり、その輸送が3日ストップすると経済は破綻するといっても過言ではなく、我々が物流の根幹・日本経済の原動力であるというプライドを持って取り組んでいる。
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- これまでにISO9001、Gマークを取得。マフラーに機器を取り付けて燃費向上、排ガス浄化を図っている。今年はグリーン経営認証、再来年にはISO14001を取得予定。日産の尿素SCRシステム※の導入も検討している。荷主が取り組んでいることには取り組むことにしている。
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- 最終的にはすべての人が環境問題を理解することが必要で、そのための啓蒙が必要だ。そのためには運送業者だけが頑張るのではなく、社会全体の問題として捉える必要がある。
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- 管理されるということが、プライバシーの侵害につながらないような形でドライバーに理解してもらうことや、荷主の理解が必要だ。
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