事業の目的
事業者やドライバーの皆さんも、日頃から積極的にエコドライブに取り組んでおられることと存じます。地球温暖化を防ぐための国際的約束である京都議定書が発効し、運輸・交通部門でも燃料の削減にむけて、よりいっそう積極的な取組みが求められています。
運輸・交通部門のエネルギー消費は乗用車が約50%、トラックが約36%を占めています。1台あたりの燃料消費量の大きいトラックの燃料消費量を減らすことは、大きな地球温暖化防止効果が期待できます。
エコドライブを音声でナビゲートする機能のついたデジタルタコグラフ(デジタコ)をトラックに積んで走ると、大きな燃料削減効果が得られることが、私たちの2年間にわたる実験の結果明らかになりました。
今回、独立行政法人新エネルギー産業技術総合開発機構(NEDO)の助成を受けて、(社)大阪府トラック協会・河北支部会員の中小運送事業者へのデジタルタコグラフの組織的導入を行い、エコドライブのいっそうの推進を図ります。