タイトル
エコドライブをすすめよう!

河北地域エコドライブ推進研究会記録概要(案)

会議名

河北地域エコドライブ推進研究会 第2回研究会

会場

豊中市 青年の家いぶき

月日

平成17年11月24日

出席者

別紙

内容および
記録

■開会、挨拶:(総合司会:上田)

吉本英雄 大阪府トラック協会河北支部長 
大源文造 豊中市環境部環境政策室室長 

■講演、報告

1.講演「エコドライブの重要性について」(交通エコモ財団 岡本英晃氏)

  • 財団の概要、運輸部門における地球温暖化対策の動向、物流関連の法規制・国の動き、エコドライブの取組み方法、他

2.報告「市民と共に歩む豊中市の環境施策」(豊中市環境部 土井博司氏)

  • 市民との協働による環境の取組み、地域交通省エネビジョンでめざすもの、交通環境学習の例、物流事業者への期待、他

3.デジタコ助成事業速報 (事務局 谷田)

「大阪府トラック協会による「本物」(気持ち)エコドライブの取組み」

  • 事業の概要、申請・取組み状況、参加事業所の特徴、アンケート・ヒアリング結果、今後のスケジュール、他

■質疑と意見交換(司会:新田)

  • 車種、積載量ごとに最大燃費(リッター当たり最大何q走るか)の数値があれば、ドライバーの目標になる。(協同運輸倉庫・源田)
  • 実走行状況によって数値が変わるので、デジタコによる取組みを進めながら、音声ナビ前の数値を基準に考えていただきたい。(新田)
  • 大型車には燃費の基準がなく、現在検討中で来年末に車両別のデータが出る。事務局で、地域での実データを集めて、活用するのが良い。(岡本)
  • 車の種類や走行状態によって燃費は異なるので、車両ごとの記録を把握し、前年と比較するのが良い。(千里運輸・長澤、シンヨウ倉庫運輸)
  • エコドライブの効果は実験で実証されている。(大阪府・岡田)
  • デジタコを付けても付けなくても、運転手の性格によって燃費が変わる。意識して走ることで燃費が良くなる。(シンヨウ倉庫運輸・島津)
  • 表彰することで、運転手のやる気が出る。(シンヨウ倉庫運輸・島津)
  • 燃費の計算が不正確なので、自動計算のソフトがあると良い。(シンハン・藤永)→帰庫時に給油量を入力すると燃費のデータが帳票に現れるソフトを開発中。満タン法については変わらない。(矢崎・水野)
  • 安全運転効果も期待している。(高槻小型運送・松下)
  • 本事業はマスコミでも取り上げられている。国交省や経団連の動きにも配慮しながら取組みを進めたい。ステッカーを付けても嫌がらせをされるような状況があり、対策を検討中。(トラック協会協会・川本)
  • 先進的取組みと同時に日常の業務をきっちり行うことがベースである。今回の数値をコミュニケーションの材料とし、先を見据えて進めてほしい。(松村)

○まとめ(新田)

  • 壁新聞に顔写真を載せるなどの各人がやる気になる取組みはすばらしいと思う。事業所ごとに表彰制度も工夫してほしい。
  • 燃費向上効果だけでなく安全運転効果も重要である。
  • トラックからエコドライブをどう広げるかという大きな目標を持って展開を工夫してほしい。

■閉会・挨拶:畑中法夫 大ト協 河北支部 交通・環境対策委員長

準備資料

1次第、2参加者名簿、3エコドライブの重要性について(岡本氏、資料1)、4運送事業におけるグリーン経営認証取得パンフレット、5果たそう未来への責任(豊中市土井氏)、6とよなか市民環境展チラシ、7同環境展・映画「デイ・アフター・トゥモローチラシ、8大阪府トラック協会による本物エコドライブの取り組み(資料3)、9事業所インタビューから(資料4)、10エコドライブ通信、11Let’Goエコドライブ、12本事業に関する新聞記事