■開会 (社)大阪府トラック協会会長 大和健司
■挨拶 経済産業省近畿経済産業局 資源エネルギー環境部部長 伊藤毅志
■事業成果報告
- 事業概要紹介「中小運送事業者へのデジタルタコグラフの組織的導入によるエコドライブ推進事業」((財)公害地域再生センター 上田敏幸)
[映像:三協運輸渇ヘ合社長コメント、事業経緯、エコドライブの効果]
- 音声ナビ付きデジタコ導入によるエコドライブ推進事業の成果
[パワーポイント使用による報告] (大阪大学大学院教授 新田保次)
- コミュニケーション手段としてのデジタコ・エコドライブ事業
[パワーポイント使用による報告] (大阪大学大学院助教授 松村暢彦)
■総合討議−成果と課題−(司会:新田)
- 今回の事業は、池田市のコーディネート・支援とトラック協会河北支部のパワー及び多くの関係者の協力により実現した。(田中、吉本、上田他)
- デジタコに反発があったがエコのためということで運転手の協力を得た。本事業への参加で当日にデータ解析できるようになり良かった。(島津)
- 元々良かった燃費がデジタコでさらに向上した。エコドライブを世間に浸透させエコドライブしやすい交通環境を作る必要がある。(源田)
- 運転手の動機付けには管理者とのコミュニケーションが大事。(松村暢)
- デジタコによる運転改善効果は大きいが、中小事業者にとっては初期投資が困難であり、助成等が必要である。(吉田)
- 環境負荷の大きい中古車が開発途上国に輸出されることも問題である。(長澤)→取り組みの成果を世界に還元していく必要がある。(新田)
- デジタコと競争することが孤独なドライバーの励みになり、ドライバー同士の競争や管理者とのコミュニケーションにも繋がっている。(羯磨)→叱るだけでなく誉めるデジタコも工夫してほしい。(新田)
[映像:ドライバーへのヒアリング、シンワアクティブ伊東、中越テック渡辺]
- デジタコは長年の運転で染み込んだ運転方法の改善に役立ち、社内のコミュニケーションも良くする。運転手への還元を考えている。(中越テック)
[映像:国土交通省 木村課長、大阪府 岡田課長補佐、池田市 倉田市長]
- 今回の事業で、事業者の生の声が聞くことができ参考になった。(高槻市・森畑)
- 全国的にみても効果の大きい事業であり、投資効率も高いので、今後とも様々な面から支援していきたい。(NEDO・田口)
- バス事業者としては人格形成面に注目している。(阪急バス・大久保)
- 応援発言(滋賀県トラック協会支部長 種村、豊田市 杉江)
■事業を振り返って(大阪大学大学院教授 新田保次)
○成果: |
(1)事業者の組織的参加、(2)パートナーシップ体制の効果的推進、(3)効果の科学的検証、(4)車載機による支援システム+人・仕組み作りの実践、(5)コミュニケーションの進展 |
○課題: |
さらに広げるために (1)業界内部での取組み、(2)行政の支援、(3)交通管理者による交通環境作り、(4)研究会の継続、(5)荷主の理解 |
■挨拶 (財)公害地域再生センター 専務理事 村松昭夫
■謝辞 (社)大阪府トラック協会 河北支部長 吉本英雄 |